山中湖ハーフを走る

走り続ける人々−その12・・・
“2000年の一周参加から2009年ハーフで記録に挑戦”

皆さん

約1年ぶり、東京マラソン以来の“走り続けている人達”への便りです。
その後秋のシカゴマラソンで6時間を越えるフルで限界を知らされ、性懲りもなく 元旦の皇居3週、湘南の10キロ、青梅30キロ、座間駅伝と執拗に走りを続けました。もう42.195 は視界から消えそうです。4月、5月の鶴見川の20キロトライアルランは2時間半から3時間近くに タイムは落ちてきていました。もう一度目の前が真っ白になりゴール直後芝生にへたり込む感覚 に浸りたい、この一心で今回の山中湖ハーフに挑みました。2時間10分は20キロの私のベスト記録 です。これを目指して2時間15分、そして最後までコンスタントな走りができればまだ捨てたもの ではないと。

前日山中湖レイクサイド・イン、10畳に一人、旬の食べ物、温泉湯に入り快適だった。 翌朝、車をスタート地点の無料駐車場に移動、湖畔でストレッチ、近くにいた参加者2名と雑談を 交わし9時15分スタート、曇り、気温20度、湿度70%、無風、走りやすい気候だった。 湖畔一周が14キロ、4キロ地点がハーフの折り返しとなる。アップダウンは11キロ付近一箇所 がきつい、問題は15キロを超えた付近でスピードが極端に落ちるのが最近に走りの課題だ。

ハーフの走者約3000人先行、年齢順のスタート、ポジションは最後。しかし時間測定ライン までは1分ちょっとだった。ゆっくりで目標ランナーを探し11キロ付近の坂を超えた。9年前は 息が上がっていたが今回は割合楽のような気がした。水は15キロ付近と考えていたがオレンジで 口を湿した位で最後までとらなかった。それだけ汗がでなく体調が良かったのだろう。

何と江頭真彦氏と奥さんが往路で観戦しているのを見つけ走り寄った。最初彼は誰か判らないの か顔の表情が硬く私はそのまま走り去ったが、復路で手を握り合って写真をお願いした。2年振り の再会で良い思い出となった。

さて、残り3キロ、やはりスピードが出ない。最後の500メートルの登りは足を上げるのがやっと 中学校の校庭のゴールに入って、時計は2時間21分だった。記録達成には手が届かなかったが達成感 があり、満足という走りでした。まだフルには超えねばならない難関、30キロ、38キロ付近の失速を どうするか。次にもう一度ハーフに出て様子を見ようと思っています。

“走り続けている”皆様を思い浮かべ、また何処かでお会いできる機会があればと念じております。

健康にはくれぐれも気を付けて頑張ってください。

2009年6月2日
山中湖紅富士の湯で汗を流して、

佐藤淑徳
プラチナ アスリート


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